225【あなどれない外掛式フィルター】
外部フィルターにちょっと勝負している感がある、外掛式フィルターレビュー(今更ですが)
(はれ)
お疲れ様です。
外掛け式フィルターは各メーカーから様々なものが出ております
魅力は外部フィルターと比べると、なんといってもメンテが楽な点
良く売れている、本外掛け式フィルター
外掛式チープと侮るなかれ
良い点ともう一つな点をあげてゆきたいと思います
その殆どが、モーター水没型でした
本体(水槽外)にモーターがついており、水槽内のスペースをとらず、景観が損なわれない工夫がされている為、外掛け式の欠点を解決しています
流量
この流量、モーター心臓部は重要スペックです
1分あたりMサイズ6リットル、Lサイズ6.7リットル
エーハイム2213と比較すると、こちらは
1分あたり7.3リットルですので、0.6リットル、600ミリリットルしか違いがありません
外掛け式にしては、ハイパワーと云え、外掛け式だからこそ安価で可能になっている流量です
しかし、1000円台とは恐れ入ります
ただし、中にろ材など入れて改造すると、流量は著しく下がります
構造が汲み上げた水を溢れさせて垂れ流すもんですから…
小さな水槽では問題も少ないと思いますが、45cmや60cm水槽に使う場合は、ろ材はなるべく詰めすぎないようにしたいものです
エアチューブ・エアーコントローラー
エアチューブ等がついております
モーター付近(インペラー)に接続するパイプの根本に接続します
インペラー部分に接続することで、インペラーが水と同時に空気も吸い込むので、エアーレーションも同時にでき一石二鳥の仕組みとなっております
エアーの調整ホルダーがついており、ノズルを回し空気の量を調整できます
微調整は難しく、蓋を開けて、エアーを出す、止めるといった感じです
フィルター
今回初めて活性炭マットと、スポンジの二重構造となっておりますね
Lサイズでは、入れるのがきつきつでした
その他
落水差を利用し水流を上部に上げる工夫もされております
これは、他のメーカーでも見かけますが
これがないと、水草に直撃して土を舞いあげてしまうことがあります
せっかく植えた水草もあ~あ…となることがあります
出来るだけ全体的に水を行き渡らせる目的があります
メンテナンス性
組み立てた逆の順で取り外していきます
水槽から本体丸ごと取り出さなくても良い点、インペラーも簡単に取り出せる点は今までになく良いですね
サイズ
Lサイズの場合
(幅X奥行X高さ) :18.2×13.4×17.6cm
どこかのサイトで、設置の際の奥行が10cmの記載がありましたが、実際は11.2cmくらいです
少し大きい気はしますが、濾過能力を考えるとこれでもぎりぎりなのかなといった感じです
フィルター音
エアーをつけるとそこそこ音はします
モーター音はブーンといった低音
エアー音は少し気になりますが、モーター音は気になるような程度ではありません、人の感覚次第
エアレーションー内臓は素晴らしいです
設置感
水槽内
バックが白いので、グレーは少し目立ちます
出水口は、仕方ないですね
もっと短く使いたい場合などもあるので、吸水口は一体型ではなく、単体で取り外してさらに短く出来る方が使い勝手が良いと思います
(緑苔ひどいな…)
水槽外
GEXスリムと比べると頭が出ているので、少し目立ちます、というかグレーというか黒…
水の落差を利用し、水流を作るので仕方がない部分はありますが、個人的にはもう少し周りに溶け込む意匠が良いかと
グレーのパイプいやや〜
アクリルか塩ビのクリア色にして、掃除するから…
最近チャームでも塩ビ透明パイプが売れてます
まとめ
基本的に1000円台とは思えぬ、素晴らしいスペックの外掛け式フィルターですが、あえて云わせて頂くならば
- デザイン性のさらなる向上
- 吸水口は単体で取り外し、短くも可能に
- GEXは黒が好き
今後さらなる外掛け式フィルターの革新に期待が持てます
宜しくお願いします。