230【水草レイアウターは何故水槽をリセットするのか 】
アクアリスト(水草レイアウター)が一生懸命作った水槽を何故リセットするのか考えてみた
(はれ)
お疲れ様です。
ここ4ヶ月、休みの日のランニングにハマってしまい、走りたくてしかたがない今日この頃
先日レイコン用120水槽をリセットしました
エビがっ
うそん!
どうなってここにいるのか‥
ここで成長した?
水槽内では驚くべき誤算が、ままあります
エビは無事保護し、事なきを得ました
うちの水槽
120cm水槽はリセットして、ぼちぼち構想していこうと思います
うちには、以下の水槽がございます
- ストック水槽×2
- 45cm水槽
- 60cm水槽×2
- 90cm水槽
概ね同タイミングで作ったのが45と60cmで
その内60cmの水槽一つだけ長期的に維持できそうです
かれこれ、10月で1年になります
1年経った状態を見てみます
ブセファランドラがなんとなく増えました
ゆっくり過ぎて分かりませんが、結構増えてる気がします
植え替えた有茎草はゆっくりと成長しております
以前は、成長しすぎてトリミングが大変でしたが、同じロタラを植え替えてから、成長が緩やかに
液肥の添加量は減らしましたが、水温、固形肥料の違いに影響があったのかもしれません
成長緩やかな方が楽です
中央下に落ちた南米モスが増殖して、いい感じになってしまいました
ニューラージパールグラスについていたモスファンの欠片が増殖してこちらもいい感じに
下部も
1年維持しているとこんな嬉しい誤算もあります
水槽内は神経質に触りすぎず、清掃は綺麗にをモットーにやってます
はじめの方からすこぶる調子が良かったのですが、あえて問題があったとすれば
- 珊瑚苔に悩まされる(勝)
- 有茎草の調子が悪い為、植え替える(2回)
一方、同時期に立ち上げた45,60水槽は
龍王石の硬度で水草の成長が阻害されたり、45cmは綿状の苔で覆われてしまい、手に負えず‥
長期維持のポイント
1年近く管理をしていると、必ず一回は何かしらの苔に悩まされる時期がきます
それを乗り越えられれば、長期的に管理も可能かもしれませんね
【綿状の苔について】
綿状の苔は手で取り除き易いのですが、どの生体も食べません
また、光をなくして(消灯)も効果は薄く、異常に生命力が強いです
今のところ、対策は見つかっておらず
リン酸除去剤を使っても効果は薄く、どうも栄養としているのは、窒素やリン酸だけではないと思います
安易に考えると痛い目に合います‥
そもそも論、“苔の欠片も持ち込まない“ことが大切です
非苔3原則とはよくいったものです(不明)
まとめ
統計をとったわけではありませんが、私が思うアクアリストにおけるリセットしたくなるタイミングは以下と考えます
- 苔の増殖
- 水質不安定
- 季節の変わり目
- 出品締切に迫られる
- レイアウトに興味がなくなる
- 新たな技術、レイアウトへの探究心
上記、1、2は水草アクアリストに非常に多いのではないでしょうか
リセットしたくなるのは心理面が大きく影響するようですので、長期維持の対策としては
- 長期維持したくなるレイアウトをつくる
- 長期維持しやすい環境をつくる
- 苔を持ち込まない
- 増殖した苔に勝つ為の努力をする
ということで
45cmをリセッツ!
ミニ水槽ですから、シンプルにですかね
小さな水槽に大自然の想いを込める