163【60cmDA制作①(ジオラマアクアリウム)】
(はれ)
お疲れ様です。
ジオラマアクアリウムとは
ジオラマアクアリウムレイアウトってあまり聞きなれませんがアクアリウムには様々なカテゴリーがあります
ダッチアクア、アクアテラ、ネイチャーアクア、水上だとパルダリウムや苔リウムなどなど…
俗称ジオラマレイアウトというものがあり、アクアリウムの中のジオラマレイアウトという分類から脱していません
ジオラマレイアウトは他の水草アクアリウムと比較し、制作過程がまったく違うため、私は大衆認識的にジオラマアクアリウムは確立されているものとして認識し、そう判別しております
- ネイチャーアクアリウム略して→NA
- ジオラマアクアリウム略して→DA
石組をする場合、NAは山岳レイアウトなどもありますが、基本は三尊石組と言われる、庭石に使われる仏教信仰的デザインをアクアリウムに取り入れています
親石、副石、添石3つの石から生まれる詫び錆び
日本のADAの創始者が初め、今に至ります
海外レイアウターでこの三尊石組を目にすることは、ほとんどありません
日本人だからこそ、赴きあるデザインを感じとれるのかもしれません
海外のアクアリウムコンテストで人気で、よく目にするのが、インパクトの強いジオラマレイアウトです
NAは流木、石などの赴きと生き生きした水草をコラボさせた、水草に重きを置いたレイアウトです
有茎草は必ず植栽されております
DAは主に細かい流木や石を使い、絵のような風景をつくること、すなわち構図に重きを置いたレイアウトです
水草は構図を壊さないモス類が多く植栽されております
構図重視で、無理な石の体勢で組む為、物理的な頭とテクニックが必要で、レイアウトのハードルが高まります
NA,DA私はどちらも大好きです
どっちもやりたい!
そして、少しでもジオラマ制作ハードルを下げたい…
60cmDA制作!
で、前回のレイコン水槽のリベンジも兼ねて、構図ももちろん大切ですが、水草の環境を考え水質にも配慮したレイアウト
陰性水草、特にブセ類と有茎草もふんだんに使ったDAをやりたいと思います
下絵は適当に一発(5分)で決まりました
今回は吸水スポンジ(オアシス)を使ってみようと思います
切ろうかな
斜めに切ります
スパッと気持ちいい!
傾斜が出来ました
ギザギザに切ります
底床の通水をよくするため、人工芝を裏返して張り付けます
側面に石を積みます
小さい石は埋め込みます
上部にも石を配置
ジオラマに重要な奥行感(消失点)をつくります
第1ラウンド終了
イメージを持ちたい為、先に細かい部分からつくりましたが、次は石などで植栽部分も考慮した細部を引き立てる周囲のインパクト部分をつくります
土台…もつかな~…
つづく