242【ニトロゲン格安添加】
植物の3大栄養素の一つチッソをアクアリウムでお安く簡単に添加する方法
(はれ)
お疲れ様です。
おっさんのうだうだ日記が続いていたので
ここは、お役立ち情報をひとつ
ご参考になれば幸いです
植物の3大栄養素チッソ・リン・カリ
カリウムはよく使うので、水溶液をつくれば経費削減によいですね
●前回記事
尚、クエン酸によるpH降下液は一時的な効果はありますが、持続性がなく、今では清掃用とバクテリア増加用にたまに使用しています。
窒素液肥の作り方
窒素を添加するには尿素肥料を水に溶かします
0.2%〜0.4%
薄いかなと思いますが、アンモニアになるので、少しづつ添加するのに、薄めが良いと思います
あくまでも日々の水槽観察から分量を決めるため
これで間違いないという、教科書的な分量はありません
窒素とは
【Wikipedia引用】
尿素が分解したときにアンモニアとなることによる(これをアンモニア化成という)。 アンモニア態窒素は、硝化細菌により酸化され亜硝酸態窒素に、さらに酸化されて硝酸態窒素となる。
窒素水溶液の作り方は他でも紹介されておりますが、水溶液の保存は難しく
温度が高いと早くアンモニアになってしまいます
- 気温10度→10〜15日
- 気温20度→5〜6日
- 気温30度→2〜3日
要するに日持ちせず、何回かつくらないといけない、いつでも手っ取り早く使いたい
窒素添加方法
尿素の粉を入れるだけです
数百円で購入できます
しかし分量が難しいので、ひとつの目安として
一粒から二粒を入れています
ピンセットで一粒ずつつまんで
給水グラスにさらすとすみやかに溶けます
尿素は極めて水に溶けやすいです
添加しすぎず2〜3日様子を見ながら添加量を増やしたりします
尚、そのまま、数粒ほりこんでも問題ないと思います
今のところこの方法で水草は健やかに成長しております
尿素水を作らずに直接添加について
改めて、水草はあくまで日々の観察から目分量で肥料を添加していきますので、これが正解というものはないので、あくまで分量も参考として下さい
(添加量の仮定考察)
尿素水を作る濃度は0.2%から0.4%
これだけでも倍の分量です
仮にその間をとって0.3%とします
100mmlあたり0.3%として、0.3グラム
ワンプッシュ3mmlとすれば0.009グラム
となります
家庭用のはかりで計ることができないので、希釈するわけですね
0.009グラム約0.01として、0.1グラム数の差は約10倍以上、0.3グラムだと約30倍
そもそも、はかり機の誤差が0.2グラムとのことですので、ほぼあてになりません、希釈した方が近しいと思います
これほどの誤差でどれだけの影響があるかというと、経験上ありません
0.3グラムからしか計ることができないはかり機
概ね70粒で0.3グラムとなりますので、ワンプッシュ3mml(シャンプーボトル)は2粒ちょいくらいです
一粒だいたい1.5mml分の添加となります。
大きさもバラバラでかけているものもあるので、まあまあ適当です
尿素の希釈をみると、土壌に使う場合、200〜300倍に薄めると記載があるので、土に添加する場合2,3倍は許容範囲ですが、水槽添加の場合、水草の種類と量により必要な量は異なります
ただし、生体には毒になるので、添加量は慎重になる必要があり、立ち上げ当初はアンモニアが発生しやすいので、草にとってアンモニアが過剰になると、処理しきれず枯れることがあります。(経験済)
しかし、怪しげな粉が増えてゆく
勘違いされないよう、ご注意下さい。